MZ-2500
その1に引き続きその2。最強の8ビットMZ「Super MZ V2」の続きですが、画像はV2ではなく初代MZ-2500の「MZ-2511」です。
この「MZ-2511」に1機搭載されたFDDはきちんと読み込み出来ていそうだったのですが、本体側のとある事情につき、ゲーム等が正常に読み込めませんでした…
片や「Super MZ V2」の「MZ-2531」の2機目のFDDは調子が悪い。こいつは一旦スワップしてみるか?
ってことで「MZ-2511」唯一のFDDを「MZ-2531」に移植。上記画像の通り上下FDDのフロッピー取り出しボタンの色が異なっています。
そんなわけで喜びのゲーム起動です。最早レジェンドな「ウィザードリィ」。
「キングフラッピー」。画像は1ドライブ目からの起動ですが、2ドライブ目からも起動可能でした。
そして…
「ゼビウス」の16色モード。
「ゼビウス」の4096色モード。Super MZの性能を使用した素晴らしい出来です。
そして、これが「4096色」を可能にするパレットカード「MZ-1M10」です。「MZ-2511」と「MZ-2521」ではオプションですが、V2の「MZ-2531」では標準搭載だったようです。
「MZ-IR26」。128KBの増設RAMです。RAMが合計256KBになります。8ビット機最高峰の容量です。
「MZ-IR27」。「640x400x16色」を可能にする増設グラフィックRAMです。当時としてはハイスペックなグラフィックモードは、こんな感じで個別カードによって実現されていたんですね。
拡張スロットに刺さっていた「MZ-IR37」。なんのボードが不明です…
ちなみに差し替えた2ドライブ目のFDDもきちんと動作していて、要2ドライブのゲームもきちんと起動しました。
Super MZライフは始まったばかりです。
MZシリーズやXシリーズは雑誌のOh!シリーズに回路図が乗ってたりするので
何か見つかるかと思って検索を掛けてみましたが出てきませんでしたね。
ちなみに型番ですが恐らく「MZ-IR37」ではなく、「MZ-1R37」のようです。
他のカードも「MZ-1Rxx」で統一されているようなので。
この当時はまだ簡単にカスタムチップを使うようなことはしていないので
載っているチップの型番が分かればある程度見当がつくかもしれません。
シャープのMZ-2000系(初代X1も?)はVRAMがオプションになっていて
それが無いとゲームが出来ない場合もあるんですよね。
しっかし・・・MZで見るウィザードリィは新鮮です。PC88/98系のイメージが頭に有るので。
おっと!!
「1」でしたかw
MZ-1M10とかも「I」に見えて仕方がなかったのですが、
同じく「1」ということで有難うございます。
そして仰る通り「G-RAM」というVRAMがオプションの機種が結構ありますね。
初代X1なんかもそうです。
MZでウィザードリィはどのくらいの人がやったでしょうね…
レアな気がします。
MZ-1R37ですがEMMメモリで凄く貴重な物ですね。オークションだと3万円程度で取引されてます。CP/Mなどでサポートされています。
EMMってこの当時のPCにも既に有ったんですね。なんかIBMや98時代のイメージしかなくて。
FDDの後ろに水平に挿してある物とその左側にも垂直に挿してある物が有るように見えますが
両方とも拡張カードなのかな?
FDDの後ろに水平で刺さっているのが、このMZ-1R37です。
その横に垂直で刺さっているのが、記事に書いてあるMZ-1M10とかMZ-1R26とかですね。
専用のスロットになっています。
EMMメモリでしたか!!
情報有難うございます。
よくよくみると、MZ-2500のWIKIに640KBのEMMボードと書いてありました。
名前間違ってましたけどw