X1 CZ-800CR
久しぶりの更新になってしまいました。と言うのも、結構なお時間をこのレトロPCに注ぎ込んでしまい、あれよあれよと時が流れてしまいました。全く休んだ気がしない日曜の夜で御座います…
さて、ブログはPC-8801の方向に行くのかと思いきや、今度はX1の登場です。いわゆる最初のX1にして、「マニアタイプ」と言われる機種です。カラーリングは画像の通り「ローズレッド」。実にX1らしい色です。ちなみにキーボードは別機種用です。
何がそんなに時間が掛かったのかというと、何度も何度も分解、組み立てを繰り返したから…
最初はこれ。とにかく内部の埃を除去するため…
どうやったらこんなに埃が…
それなりに埃や塵、汚れを除去して組み立て。あんなに汚れていたのに、何だかんだ動作はしました。カセットテープ(以下CMT)を除いては…ここまで先週末。
ここからCMTとのバトルが展開されることになります。最初はベルト関係のチェック。何とローディング用のベルトが欠如しておりました…
幸いというか、何と言いますが、別途CMT付きのトップカバー(メタリックシルバー)を入手済みだったので、丸々そちらを使用して再組み立て。結果は再生、巻き戻し、早送り全てNG。
色も違うし、このトップカバーはCMTの部品取りと割り切り、CMTのローディングベルトを移植。改めて組み立てて動作確認するも、ローディングだけうまくいかない。どうもローディング時のヘッド移動が出来ていないことに気がつく…ここまで昨日。
改めてCMT内部の清掃をやりきろうと思い、何度目かの分解…
CMT付きのトップカバーを本体金属フレームから取り外す。
CMTをトップカバーから外したところ。この状態で、ヘッドやら各種駆動部分の清掃を実施。幸いグリス汚れなどは最小限の状態だったので、それほど苦労することもなかったが、改めて新しいグリスを塗ったり、なんだりの試行錯誤に手間取る…
再組み立てがあまりに面倒なので、最小構成で確認するようになる。どうもうまくいかないので、もう一度各部を見直すと、見落としていたギアを発見。これをクリーナーで清掃してみる。
ついに、ローディング成功!!
このまま組み立ててしまい、そこでダメになると面倒なので、複数のテープで何度も起動を繰り返す。画面のハイドライドIIについても5回ほど連続でローディングに成功。これはもういけるだろう。と歓喜して再組み立て…
途中途中で確認のためローディングを繰り返しても問題なし。もう本気で大丈夫だろうと思った瞬間…
そうです。またダメになりました。
ヘッド移動は出来るものの、しばらくするとローディングが停止するという現象に…今ここ。
良いですねぇ。めちゃくちゃ憧れてました。X1と言えばスーパインポーズ!
ゲームをしながらテレビが見れる!テレビの週間予約とかもできたし。
知り合いから聞いた話によれば・・・X1とX68KはSHARPのコンピュータ事業部ではなくTV事業部が作っていたとかなんとか。
だからX1はテレビと親密な機能がいっぱい詰まってると。
カセットテープも他のパソコンと比べて高速なんですよね。ぢゃくに言えば安物のテープは信頼度が落ちる・・・。
友達がテープ版のザナドゥを持っていたのでシナリオカセットテープを作っていたら・・・最後の2分ぐらいでテープが終わって・・・。
テープ版のゼビウスとかも遊んでました。友達お家で。
やっぱりスーパーインポーズですよね!!
今とはなって活用出来ない機能ですが・・・
いろんな事業部からパソコンというかマイコンが発売されていたのがシャープのすごいところでしょうか。。
パソコンテレビX1とか言ってて、あくまでもテレビなんですかねw
こんなテレビ普通は出さないだろ!!という。。。
テープのゼビウスは、ゲーム途中にテープのロードが始まるというw
ザナドゥもテープだと快適ではないと思いますが、何か哀愁を感じますね。
「パソコンテレビX1」ありましたねぇそのキャッチフレーズ。
あとこの「X1」てネーミングだけで何か来るものが有るんですよ!なんでしょ・・・今でいう中二病?
スーパインポーズってRFのみでしたっけ?コンポジット入力は無いのかな?
ちなみに・・・MDと32Xはそのスーパインポーズそのものなんですよね。
MDの周辺機ファミリーの企画にはビデオテロッパーなんてものもあったのでその機能を32Xで使ったって事なんでしょうかね。
MDのRGB出力と同期信号を利用して32X内部で32Xの画像と重ねてるだけです。やってる事はかなりアナログ。
だからMDの同期信号が無いと32Xは画面をまともに表示できません。
とlここでふと思ったのは・・・MD+32Xともう一台MDを用意してこのMDの出力を32Xに接続したら
全く違う画面の上に32Xの画面が表示されるのだろうか?・・・と。やってみたいですね。
全く関係ありませんが・・・8年使ったグラフィックカードが死にました。
RADEONのHD6970で一時期は2台使ってCROSSFIRE構成だったんですが・・・。
去年、カードの電源部分から煙を吹き死亡。
ここ最近やたらPCがハングアップ(ブルースクリーンも出ず)して遠因を突き止めようと
メモリテストしたりカードを抜き差ししたりしても改善できず。
放置型のゲームを起動して仕事から帰ってみればPCの電源が落ちてる。
電源ボタンも使えずで、一度コンセントから抜き再び電源入れたらパシッ!プシュ~(煙モクモク)
急遽、グラフィックカードを買ってきました。今は安くなったんですねぇ・・・。
とりあえずディスプレイの接続数だけで選んできましたRX570とかいうのを。
MAX5台らしいので・・・。いつかはやってみたい。
昔々パソコンサンデーという番組を見ていたものとしては、「X1」というネーミングは確かに来ますよ。そのあとX68Kのスフィンクスの広告にもやられましたけどww
専用モニター側にビデオ入力もあって、スーパーインポーズできるみたいですね。
これって、今でもお遊びくらいはできそうですね。。。
思考ルーチンの長いゲームをX1と別のゲーム機同時に遊んだりとかかなw
重ね合わせた画面の出力には「デジタルテロッパー」とか言う奴がいるのであれですが、、、
にしても32Xがスーパーインポーズとか知りませんでしたよ。
普通に持ってたんですけどね。。
にしても、MD+32X+MDとか、一体どんなことに?ですねw
グラフィックカードは寿命だったのでしょうか。。
煙が出ても大ごとにならなかったのが幸いでしたね。
モクモクなってる時点で大ごとかもですがww
是非MAXの5台を!!
モニター並べる場所が大変ですねww
既に書いた通りHD6970を2基持っていて壊れた個所が同じだったので経年劣化だったんでしょうね。
電源が優秀だったらしく、煙を吹いた瞬間に勝手にシャットダウンが掛かりました。
メガドライブのカートリッジスロットにはH-SYNCとV-SYNCが出ていて
恐らくは開発当初から画像の重ね合わせのような事は考えていたんだと思います。
レーザーアクティブでLDゲームが有りますから。
https://mdshock.com/2018/07/08/the-sega-mega-drive-is-here/#
英語ですがここにその記事が有りますね。下の方にはBEEP!MDかな?元記事もあります。
ただ32Xの場合はこちらの同期信号を使わずにC-SYNCを利用しているみたいですね。
そういえば・・・レトロPCもそうですが当時の家電って修理する事を前提で作っているのか
今のようにはめ込み式ではなく殆どがネジ止めで出来てるんですよね。
サイバースティックを分解修理掃除した時も「何本ネジ使ってんだよ!」っとツッコミを入れたくなる位ガチガチ。
安定させる為?に糞重い鉄板が底に張り付いてるし。
古き良き時代を支えてきた日本の家電の凄さを思い知らされますね。手抜きは一切なし。
修理してでも長く使ってもらおうって感じがいいですね。
勝手にシャットダウンは温度監視か何かでしょうか。
最後の最後まで完全に動いた感じですね。
昔の家電やPCは確かに何度も修理しながら使っていくイメージでしたよね。
何度修理しても壊れるものもたくさんありましたけどww
今はあまり修理って感じないですね。
スマホ感覚で2年とか使えればあとは買い替えみたいな・・・
サイバースティックは高嶺の花だったな・・・
今日やっとディスプレイケーブルが届きましたよ。マルチディスプレイに慣れるとシングルはまぁ~狭い・・・。
とりあえず3画面復活かな。壊れたモニターの電源基板の交換品・・・海外業者からキャンセルを食らいました。
値上げするから売らないよ?みたいな感じ。2800円だったのが5500円になってた。
日本だったら即刻文句を言うのに・・・。5画面は遠い・・・。
サイバースティックは問題ありって事でヤフオクで安く買いました。
ボタンの一部がかなり不安定で押したままなのに連打になったり、反応しなかったり。
ハンダ割れかな?と全てのパーツを半田付けし直したら直りました。
ついでにMD用に改造してMCD用のスターブレードを堪能してましたよ。
出力される信号の並びが電波のカブトガニのMDモードとは一部入れ替わってるそうで。
今はオリジナルに戻してサイバースティックのデータをUSBとして出力できるアダプターを通してPCで使ってます。
やっぱりその辺の安物とは違って安定感もあるし。いいですねぇ。
実はサイバースティックはコントロール基板がカートリッジ式になっていて引き抜けるんですよね。
DC用のパッドみたいな感じ?だからコントロール基板だけ自分で作ればUSBアダプターを通さずに
もっと精度の高いデータが得られるようにできるかもしれませんね。
当時の物なので分解能が-128~127までしかないので。USB接続のパッドを自作する為のコンロトール基板は売ってるし。
こっちだと分解能-512~511だったかな?
値上げする上に海外発送もしないと言うことは、
国内だけで十分売れるからってことですかね・・・
サイバースティック修理対応でしたか。
結構そう言う個体もありそうですね。。。
さすがに私にはMD用に改造とかコントロール基板の自作は難しいですがw
にしてもカートリッジ式とは、
なんかもっと他の物も作ろうとしてたのでしょうか。。