TERADRIVE MODEL2
その2のコメントで貴重な情報を頂きました。「テラドライバーさん」本当に有り難うございます。その情報から、まずは前回うまくいかなかった「バックアップRAMカートリッジ」データの吸い出しです。
「テラメニュー」から、ファイラー「FD」を起動したところ。日本語表示は文字化け状態。テラメニューが、PC-DOS3.0英語版で動いているらしいので仕方無しか。
英語表示の「FD」を起動したところ。こちらは問題なく起動。
「バックアップRAMカートリッジ」からデータを吸い出すため「CDRAM.EXE」を起動する。「テラメニュー」から直接起動すると、オプション指定出来なかったが、「FD」からだとしっかり指定できる。
ばっちり動いた。
サイズが「131072」とあるので、しっかり「128KB」のファイルが作成されている。
「カートリッジの後差しがポイント」ということで、念のためバイナリエディタで確認してみる。なんとなくそれっぽいデータが保存されているので大丈夫そうと判断。
続いて、「F2キー」押しっぱなし起動によるメガドライブ10MHz起動にチャレンジ。テラドライバーさんから頂いた情報通り、「VGA」はテラメニューが、「AVコンポジット」の出力はメガドライブになっていた。処理落ちが緩和するとのことで、精一杯の気持ちで「魂斗羅ザ・ハードコア」を試してみた。そもそも処理落ちしているという認識はあまり無いが、手持ちの中で一番ハードそうなゲームでトライ。
こちらは、通常起動によるVGA出力画面。当然画像はくっきりしている。何度か繰り返しお互いをプレイしてみたところ、なんとなく気のせいか炎の広がり方や消え方に違いがあるような、ないような…
ストリームマンの眼力では、完全に思い込みの世界である。。。
そうこうしているうちに、VGAで出力しながら、同時にAV端子の音声が出力されていることに気が付く。三菱の「VISEO MDT-152X」は、VGA入出力時に、音声はAUDIO端子から入出力出来るため、映像も音も「くっきりしゃっきり」楽しむ事が出来た。
うーむ、「魂斗羅ザ・ハードコア」のステレオサウンドが素晴らしい。
ここまできて、「あれ?手持ちのメガドライブ2より音質良いんじゃないの?」という疑問にたどり着いてしまった。そもそも最近メガドライブ2で遊んだ環境が今回とは異なるため、条件をそろえる必要がでてくる。
うーん、鬼めんどくさい…
でも頑張りました。「テラドライブ」の利点を探すために(笑)
みんな大好きマイコンソフトの「FRAMEMEISTER」を使用。入出力をこれに統一して、それを「GV-HDREC」でキャプチャして、PCで聞き比べてみました。
ちなみに「テラドライブ」の出力には、上記のケーブルを使用。一方「メガドライブ2」の出力には、「メガドライブ2特有の音声ノイズを低減したRGB21ピンケーブル」を使用。
こうしてみると、そもそも「メガドライブ2」が不利なことに気が付くけど、結果は「テラドライブ」が見事勝利。音声ノイズが少なく、細かい音までしっかり判別可能。ストリームマンお得意の気のせいか、ステレオ感まで抜群な気がしていくる。
これは、まさに「気のせいの勝利」と言えよう(笑)
おわり。
バイナリデータの一番最後に初期化完了のメッセージが入っているのでちゃんと読み出せたようです。
あとバックアップカートリッジに関してはもしかすると後挿ししなくても読み出せるかもしれません。
カートリッジの$000100~に”SEGA MEGA DRIVE”の文字列が有って
テラの起動時に藻の文字列をチェックしています。これが見つからない、もしくは
“SEGA TERA DRIVE”である場合にはカートリッジスロットをロックしないようになってます。
バックアップRAMカートリッジは68Kから見て$600000~に配置されていますので。
それとテラのヘッドフォン端子はそれほど問題が無いのですが
リアの音声出力をアンプに通してヘッドフォンで聞くと悲惨な位ノイズが乗ってます。
これは音声回路はフロント側にあるのに基板のパターンを使って後方まで引き延ばしているので
その間にデジタルノイズを拾いまくってしまう為です。
当時の仲間内ではテラを分解した時にフロント側の音声出力とAUX端子を
シールド線でバイパスしていました。これで格段にノイズが減るので。
あとようやく・・・メガドライブが復活しました。メガCDも併せて復活させたので
来週あたりからテラの修理に入っていこうかなって思ってます。
画面を見るとワクワクしますね。
ちなみに・・・カートリッジ後挿しで不都合が起きると電源が遮断されます。
1,2分経つと復帰するんですけどね。地味にしっかりした作りになってます。
流石IBM純正マシン・・・。
やはり読み出しうまくいってるんですね。
良かったです。
ヘッドフォンのお話。
リアの端子から出した音はきれいな音が出ていたので安心していましたが、
ヘッドフォンだとまた違う事情なんですね。。。
今はヘッドフォンを使用していませんが、
出来心が発生したときには注意したいと思います(笑)
後差し異常発生時の電源遮断ですが、
1,2分で復活するとのことで、覚えておこうと思います。
「地味にしっかりした作り」とはまさにですね(笑)