X1turboIII CZ-870CB
1MBフロッピー搭載!!ターボの系譜を受け継いで、さらに実力アップ。ターボIII登場。
X1には、X1の系譜、ターボの系譜、ターボZの系譜と3系統ありますが、本機種はターボ系譜の最終形態です。フロッピーが2HD対応となったturboIIIですが、数ヶ月後に「X68000」発売が迫っていたというヤバイ時期、1986年末に登場しています。
何と言っても後に来るのが、あの「X68000」ですから、破壊力は抜群です。とは言え価格差は20万円もあったということで、turboIIIを買った方々はそれを理由に納得するしかなかったことでしょう…
カバーを開けたところ。ああ、これはX1だなと思える雰囲気です。X68Kではないので当たり前ですが…
turboIIIならではと言える2HDのFDD。
2台のFDDは同じ。緑のジャンパSWにより設定変更します。これは1stドライブ側。
ファン。ナットとネジでとめるタイプです。2本でとめられていましたが、オリジナルからそうだったのかは不明。固くてナットがガタガタになりそうだったので、装着したまま清掃。
バックアップバッテリー。
おさらばしました…
バッテリー跡。この後フラックスクリーナーでキレイキレイしました。
フロッピーボード。プリンターとジョイスティックの端子も同居しています。
X1唯一のFM音源ボード「CZ-8BS1」です。FM音源が本体に内蔵されるのはturboZからなので、かなりのユーザーがこのボードにお世話になったのではないでしょうか。
内蔵されているテロッパーボード。
ここに配置されます。どのくらい利用されたのでしょうか…
FM音源は拡張スロットに。出力はボードの端子から。
FM音源確認ゲームその1。
FM音源確認ゲームその2。PSG音源とのハモリが素敵です。PSG側の音は本体スピーカーから出力されるので、音量調整をそれぞれで行えるのが面白いです。
ご対面です。イースIIはturbo専用なので、X1系譜で頑張ったユーザーは会えませんでした…
X1turboのシステムディスクを起動したらエラーになりました。あ、2D/2HD問題かなと思い、turboIIIのマスターディスクを見てみたら、カビが…
そこから一時間ほど、カビとのバトルを繰り広げました。何と言っても2HDですから、同じ大きさのカビも威力は4倍。カビのディスクを挿入するのはやめましょう。危険です…
ちなみに、2HDのシステムディスクなら起動可能です。カビの無いディスクなら…
フロッピーと言えばようやく3.5インチを発見しましたよ。ハードオフでTDKの物が1枚100円。
もっと安いかと思ったら案外需要が有るのかもしれないですねぇ。
ダイソーでも売ってるかと思ったらさすがにもう取り扱いはないみたいで。
テラのプログラムを扱うにはフロッピー必須。メディアカードなんて使える訳もなく。
DOS5.0あたりでDSUB25ピンのプリンタポート同士を専用ケーブルで繋いで
お互いのディスクを読み書きするユーティリティもあったんですけどね。
そんな物Windowsにあるわけもなく。確かインターリンクケーブルって名前だったかな。
IASバスのLANボードでも探してくるかな・・・。
確かに3.5インチのフロッピーは1枚200円くらいしたりしますね。
ハードオフで100円も頷けるかも。。
それにしてもインターリンクって響き懐かしいですね。
電気屋さんでバイトしてた時、あった気がします。
パラレルポートのクロスケーブルだったのかな?
ISAのLANボードって昔はジャンクで投げ売りでしたけどね。
時代が変わると逆に探さないといけないという・・・