MZ-2500
その3に引き続きその4。最強の8ビットMZ「Super MZ V2」でなく普通の「Super MZ」です。今回もレトロPC系の話題が続きます。最近は、時間があれば何かのメンテや動作確認をしております…
今回のメンテは初代MZ-2500の「MZ-2521」で、2ドライブmodelです。
正直、かなりの時間を掃除に費やしております。お陰様で内部はかなりクリーンに。外部も焼けや傷以外はそこそこ綺麗になりました。残るはホワイトニングですが、まずは正常動作の確認が先です。
お陰様でFDDもCMTも問題なし。要2ドライブの「信長の野望 全国版」もしっかり遊べました。
MZ-2500最大の弱点?と思われる「カンガルーポケット」も問題なし。モード切り替えなど、かなり重要な機能が搭載れているにも関わらず、内部ケーブルが薄いフラットケーブルなんですよね。ボリューム関係の影響か、スピーカーにノイズがのる個体も多いです。
完全ジャンクのMZ-2500から取り出したRAMとGRAMです。「テレシステムズ」から発売されていたと思われる「RM-25A-1」と「RM-25A-2」なのですが、それぞれシャープ純正の「MZ-1R26」、「MZ-1R27」と互換性があるようです。もちろん今回の「MZ-2521」に装着します。
こちらもジャンクから取り出した、辞書ROMカード(MZ-1R28)です。こちらも「MZ-2521」へ装着します。3枚もカードが出てきたら、完全ジャンクも完全ジャンクじゃないか…
あれ?そう言えば「MZ-2531」に辞書ROMカード刺さってたっけ?
と思って見てみたら、以下のカードが装着されておりました。
なんだろこのカード…
そして、その3で気になっていた「むむむ」問題ですが、なんと開発者様が連絡してくれました。「サンワサプライ SKB-L1UBK」の”]”、かなで言えば「む」のキーは、入力コードが想定と異なっていたようです。有り難いことに修正して頂ける事になったので、一安心。
中央に乗ってるのは2MbitのマスクROMだそうで。
刺さってるケーブルが何処に繋がってるのかである程度は推測できそうですね。
どれだけの種類の拡張カードが有るんだろ。マザーボードに好みの拡張カードを差してカスタマイズ。
日本製のIBMPCって感じ。
黄ばみは・・・沸騰重層水かセスキ水溶液で落ちるかもしれません。
ただ一度目立たないところでの試しを・・・。
ツイッターで教えて頂いたのですが、辞書ROMにテレビコントロールが乗っかっているボードのようです。
なのでケーブルの先もそのような場所に…
そして黄ばみ。
重曹やセスキでも可能性ありましたか。
漂白剤だけでないんですね。
有難うございます!!