XRGB-3
レトロゲームを楽しむ為の環境シリーズ。今回は、マイコンソフトの「フルデジタル・アップスキャン コンバータ・ユニット」XRGB-3。
以前手に入れた中古品なのだが、使い切れずそのままになっていたXRGB-3。いつか使い所が来るだろうと思ってはいたが、ついにその時が!!
特徴はこんなに…
簡単に言えば「DVI対応の1920×1200ドットディスプレイに対応」。
「GAME IN」と書かれた「21PIN RGB MULTI」端子での入力が可能。この端子がレトロゲーム環境には重要。
出力は主にPCのモニター。前述したとおり、DVI対応1920×1200ディスプレイに出力可能。
フレームマイスターと比べてゴツイ前面パネル。
リモコン。本体側の受光部が狭いのかいまいちな操作性。
今回使用した三菱の液晶ディスプレイとシグマのコントロールボックス「白龍」。偶然ディスプレイの幅と白龍の幅が同じくらいなので、似非筐体風に。
横から見ると酷いことに。ディスプレイの下には壊れたレトロPCなどをスタックしている…
ゲームを映したところ。ディスプレイ上部にゆがみが出る。フレームマイスターだとそのまま支障なく表示できてしまうのだが、XRGB-3はある程度の調整が必要。なので今まで放置してたのだが…
ゲームの画面は違うけど、メニューの「画面特殊設定」から調整可能。
「NTSC AFC」を「手動」に変更。
さらに、歪みが無くなるよう「AFC レベル」を調整する。
ゲームは戻って、調整後の画面。上部の歪みがなくなっている。
フレームマイスターでは表示出来なかった「スパルタンX」が表示可能。遊ぶには支障ないけど、上下が画面に表示しきれていない。このあたりは、PCアプリの「映像信号調整TOOL」から調整出来そうだけど、「Windows2000/XP」にしか対応していない。しかもパソコン側のUSB 2.0ホストコントローラーに相性があるらしく、なかなか環境入手がしんどい。
1920×1080(16:9)ではなく、1920×1200(16:10)で表示出来るのは嬉しい。
コンパネをみてこのボタン配置って誰が考えたんだろうなぁと。絶妙なんですよね。
自分でジョイスティックを作る時に一番難しいのがボタンの配置。
自然な状態で手を置いてその配置でボタン位置を決めるんですが、
そうやってボタン配置を決めていても長時間プレイしていると指の筋が痛くなったり。
ボタンとレバーの感覚が狭かったり。修正が効かないので完全に没にして作り直したり。
NEOGEOを考えると横に4ボタン、スト2を考えると上下に6ボタン。
7ボタンだとバランスが悪いので8ボタン。家庭用でも使うからSTART、SELECTが欲しくて10ボタン。
写真だとコンテナ?の上にコントロールボックスが置いてありますが、
自作ジョイスティックのケースになるのは基本的にタッパ(食品保存ケース)です。
最近は木の箱を作るのが面白くて木箱になってますけどね。
ニスを塗り過ぎて真っ黒になってしまい、なんか時代劇に出てくる千両箱のようなw
あと、マウスもほとんど使った事が無くてトラックボールです。
ミサイルコマンドのトラックボールが忘れられずにw。
確かにこの配置って気が付いたら定着してましたけど、
最初に考えた人は相当ゲームをやり込んだ人ですよね。
テラドライバーさんがやったような試行錯誤を繰り返して出来た結晶でしょうか。
ちなみに、NEOGEOのゲームをやるときが悩み所なんですよ。
4ボタン目をどこに配置するか…
そういったところのこだわりが自作ジョイスティックでしょうかww
テラドライバーさんが、オリジナルジョイスティック作りの職人に見えてきました。
あ、なんか良いなそれ。
千両箱タイプとかw
トラックボールをご使用とは入力デバイスへのこだわりを感じます。
しかもそれがミサイルコマンドからとか素晴らしいエピソードですねw
ちなみに、写真のコントロールボックスの下には、カメラ機材保管用のドライボックスをスタックしています。
ちょうど部屋にあったので高さ調整に使いました。
ゲームセンターではスト2&バンパイアハンターとKOFシリーズなんかを
行ったり来たりしてたんですが対戦中に「ボタンがねぇ!」と叫んで大笑いされたことが。
有るべき場所にボタンが無いってのは結構焦りますよ?
そういえばNEOGEOのミニタイプのアップライト筐体って
2個ずつ上下配置の物もあるんですよね。たしか。
家庭用ゲーム機だとMDはSTARTボタンが離れてるし、FCとPCEは小さいし硬いし、
SFCとPSなんかは言ってしまえば意味不明な配列になっていますからねぇ。
家庭用ゲーム機のパッドで一番しっかり持てるのはSS用のマルコンかな。
ついでMDの赤外線のワイヤレスパッド。MDの3Bパッドと同じ大きさの6Bタイプ。
MDやSSの6Bパッドはちょっと小さく感じます。
トラックボールですがPC98時代にはSEGA-MK3用のスポーツパッドを改造して使ってました。
AT互換機時代は秋葉原のジャンク屋で見つけたメーカー不明のPC/XT用で
3ボタン1スクロールのシリアルポートに繋ぐトラックボール。
中にPS/2マウスの基板を仕込んでました。
現在はヤフオクで見つけた産業用機器?のトラックボールを自作の木箱に入れて使ってます。
ボタンはAC機でも使う24mmのボタンです。
その写真のコントローラーのスタートボタンと同じ大きさかな?
あ、肝心な事を!ボタンが接触不良を起こし利きが悪くなったら接点クリーナーを使うよりも
パーツクリーナーを使う方が確実に復活しますよ。
古い基板だとボリュームがガリったりすると思いますが、これもパーツクリーナーで直ります。
パーツクリーナー自体かなり安価で手に入るので樹脂OKタイプの物を持っているといいですね。
カートリッジや基板の端子にも有効です。汚れ落としにも使えるし。万能すぎ!
「ボタンがねぇ!」事件ですか。
身体が反応して当たり前のようにあるはずがないとそうなりますね。
面白いですw
NEOGEOのボタン配置の話は、
駄菓子屋とかなんか小規模の場所にあったミニ筐体ですかね。
NEOGEO miniの元になったのがその配置かな?
上がパンチ、下がキックみたいな配列ですがカプコン系に身体がなれてるとしっくりきますかね。
MK3のスポーツパッドは、選手がスムーズに動かなくてこれ壊れてる?
と思ったのですが、ソフトが原因なのかな、、、
PC-98に転用するとは初めて聞きましたw
現在は木箱でトラックボール。
またもや目を引きますね。
24mmは普通のボタンの方がその大きさでした。
実測でw
結構大きいですね。
そして樹脂OKのパーツクリーナー。
情報有り難うございます!!
大変参考になります。
ボタンと言えばnamcoのスティックとボタンは特殊でしたね。
一般的なスティックの場合は方向を制限する為のプレートは
8方向時は四角、4方向時はひし形、2方向時は楕円の3種類何ですが、
ナムコの白いスティックは8方向時は円なんですよね。だからかなりスムーズに回せる。
ボタンも平べったくて薄いし。ベラボースイッチは線が3本あって、
二点間の時間差で強弱を感知してたみたいです。
ナムコの8方向は円なんですか。
パネル周りにもメーカーの個性が出てますね。
ベラボースイッチはまだ6ボタンとかが無かった頃の試行錯誤の結晶でしょうか。
大人達が試作の際にバシバシ操作しているところを想像するとなんか良いですねw
1980年代のナムコのテーブル筐体は本当にフリーダムでしたね。
確かディグダグ辺りだったと思いますが、
それまでは地面に対して垂直にだったレバーとボタンが水平に置き換わったり。
そして、レバーとボタンが付いている部分を引き抜いて交換できるようになってました。
ディグダグではレバーとボタンの配置が今とは逆なんですよ。左がボタンで右がレバー。
そして小さめのアップライト筐体でボタンが両方についてやりやすい方が選べるようになって、
テーブル筐体もゼビウスあたりからかな?こちらも両方にボタンが付くようになりましたね。
この交換できるというメリットを生かしてなのか、独特のコントロールがどんどん取り入れられて。
リブルラブルではレバー2本、パックランドではボタンだけしかないし。
あのテーブル筐体、今考えるとなかなかおしゃれですよね。
喫茶店なんかでもビニールシートをかぶせてゲーム兼テーブルに使われてたりなんかして。
コントローラーのパネル部分を交換できたんですか。
でないと総交換するのはめんどいですからね…
ボタンが左右とか今となってはかなり独特ですが、
遊ぶ人が選べるのは親切ですね。
ある意味最先端な配慮じゃないですか。
パックランドはボタン3つですよね。
左右レバーとボタン1つだと普通な感じになってしまいますが、
ボタンだけにするという発想が名作を。
テーブル筐体欲しいですww